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アレルギーは予防できますか?(BuzzFeed Japan)

(公開: 2018年09月25日)

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出典元: 秋冬生まれの子どもはアトピー性皮膚炎や食物アレルギーの発症が多くなります

私は乳児健診や診療で、乳児期の湿疹のお子さんを診療することが多い前線の小児科医のひとりです。

そして、特に1ヶ月健診では、「この湿疹はアトピー性皮膚炎につながりませんか?」という質問を良く受けます。

1ヶ月健診において、育児経験のあるお母さんの9.6%、はじめて育児を行うお母さんの13.6%が、「湿疹」を心配されていたという報告があります(※1)。保護者さんにとっての大きな関心事なのでしょう。

さらに、秋冬生まれのお子さんにアトピー性皮膚炎や食物アレルギーの発症が多いことが報告されています。

秋冬生まれの子どもにアレルギー疾患が多い理由は十分にはわかっていませんが、日照時間が短くなることからビタミンDを体内で作り出す量が少なくなったり、皮脂が少なくなる生後数ヶ月の時期に乾燥しやすい冬期を過ごしたりするために、アトピー性皮膚炎が発症しやすいことが考えられます。

ではなぜ、アトピー性皮膚炎の発症がふえると食物アレルギーのリスクもあがるのでしょうか?

そういった、これからの心配ごとや疑問を減らすためにも、現在わかっているアレルギーの発症予防に関して書いてみたいと思います。
【寄稿:堀向健太・アレルギー専門医、小児科専門医】