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季節はすっかり秋だけど、いまだ熱狂蘇る、この夏のサザンの快進撃を振り返る。(トレンドニュース(GYAO))

(公開: 2018年10月30日)




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出典元: 季節はすっかり秋だけど、いまだ熱狂蘇る、この夏のサザンの快進撃を振り返る。

今年は40周年イヤー。盛り上がることは予想されていた。しかし、それを遥(はる)かに超え、燃え盛ったと言ってもいいのがサザンの活躍ぶりだった。ふと思えば、本格的なツアーのスタートは、来年の2019年である。つまり今年は序章……。でも、最初の一歩からしてデカかった。タイミングがいいことに、原由子が歌うサザンの新曲「北鎌倉の思い出」が主題歌を務める、映画『ビブリア古書堂の事件手帖』の公開(11月1日)も間近である。

・「サザンオールスターズ40周年記念特集」(GYAO!)>>

 実は「北鎌倉の思い出」こそが、サザンの40周年イヤーの幕開けだった。今年の初旬、作品を制作し始めることで、実質上の活動を再開したわけだ。直前までソロ活動を続けていた桑田佳祐も、原が歌い、サザンが演奏するということで、もちろん曲作りにおいても、別の意識で臨んだことだろう。

 メディアでは、サザンオールスターズが1978年にデビューしてから最初にCMタイアップした「三ツ矢サイダー」とのサザン40周年スペシャルコラボレーションが、彼らの10年ごとの名曲をもとに、シリーズCMとしてお茶の間を飾り、アニバーサリー・ムードを整えていた。そして、4月には正式に、活動再開のアナウンスが届く。
 ファンがヤキモキするなか、新曲「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」が、配信という形で世に放たれ、見事、デジタル・シングル・ランキングの1位を獲得している。この曲は、矛盾を感じつつも精一杯頑張ろうとする人々へ、熱いエールをおくる内容であり、社会派の作品であった。

 さらにデビュー記念日の6月25日から二日間にわたって、NHKホールでのキック・オフ・ライブ、『ちょっとエッチなラララのおじさん』を開催する。キャパがキャパだけに、見ることができたのは幸運な人たちだった(二日目は、全国の映画館でライブ・ビューイングがあった)。この日、筆者が客席で感じたのは、確かにサザンというエンジンが、再び高速で回転し始めた事実だった。この5人にしか成し得ない阿吽(あうん)の呼吸、その結果として生まれる音楽のエネルギーには、生き物のような説得力があることを再確認した。

 「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」が大人のビター味ならば、よりまろやか&爽やかな味わいだったのが、次にアルバムから先行配信された「壮年JUMP」である。いつの世も、人々の夢や憧れを受け止めてくれる“アイドル”は不滅であり、そんな存在への賛歌といえるのが、この作品だった。
 思わず“シュワッシュワッ”と一緒にコーラスしたくなる愛おしい作風だ。40年間、第一線で活躍し続ける彼らだが、けして巨匠バンドになったわけではなく、今も市井の人々の、普段の感情のすぐ近くで歌っていることを証明するような作品なのだった。



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