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売り場をライブ配信したら窃盗激減、店舗のオープン化は効果的?(THE PAGE)

(公開: 2018年11月02日)

[ 元の記事 ]
出典元: キッチンDIVEが運営しているユーチューブでライブ

弁当店が、売り場の様子をユーチューブでライブ配信したところ、窃盗(万引き)が激減したとネットで話題になっています。ライブ配信は窃盗防止に効果があるのでしょうか。

 東京都江東区にある弁当店「キッチンDIVE」では、9月から店の様子をユーチューブでライブ配信する試みを実施したところ、1日に3~4件あった窃盗が激減し、ほぼゼロになったそうです。この実績をツイッターで報告したところネットで大きな話題となりました。一部にはプライバシーの保護を心配する声もありましたが、ネット上の反応は概ね好感する内容です。

 小売店では売上高の数%が窃盗によって減少するといわれています。小売店における商品ごとの利益率は10%程度のことも多いですから、1個の商品を盗まれただけでも大きな損失となります。店の店頭から商品をタダで勝手に持ち帰るのは、あきらかに窃盗という犯罪ですが、日本では「万引き」という言葉の言い換えがあることからも分かるように、犯罪という意識が希薄です(最近ではさすがに少なくなりましたが、以前は若いときのヤンチャ自慢で、窃盗したことを誇らしげに語る人が大勢いましたし、窃盗犯を捕まえて警察に突き出すと店が批判されるという意味不明の風潮すらありました)。

 同店ではライブ配信していることを事前に告知しているので、写りたくない人は店に行かないという選択肢があるためプライバシーの問題はクリアできると判断しているようです。

 日本はカメラを向けられることを極度に嫌う人が多く、これがプライバシーの問題をややこしくしている側面があります。欧米ではカメラを向けると手を振ったり笑顔になる人が多いのですが、日本では多くの人が顔を隠すなどカメラを避けます。日本にはもともとプライバシーという概念そのものが存在していなかった事実を考えると、プライバシーに敏感なのではなく、人から悪口を言われたり、妬まれたりすることを回避したいという意図だと思われます。

 こうした風潮が犯罪を助長しているのであれば、店舗をある程度オープンにするというのは大きな効果がありそうです。お店がライブ配信されていれば、お弁当の在庫なども利用者が確認できますから、顧客満足度も上がりそうです。同店の試みは、ネット時代ならではのひとつのモデルケースとなるかもしれません。

(The Capital Tribune Japan)






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