健康、美容、暮らし
*

キングオブコント覇者「ハナコ」がブレークしないワケ 抜群の実力を生かす道は…(東スポWeb)

(公開: 2018年11月20日)




[ 元の記事 ]
出典元: キングオブコント2018優勝者のハナコ

9月に決勝戦が行われたコント日本一決定戦「キングオブコント2018」で、お笑いトリオ「ハナコ」が優勝した。だが、残念ながら今のところ思ったようにブレークしていない。

 実は無名の芸人がキングオブコントで優勝し、一気にブレークして売れっ子になるケースはそれほど多くない。過去に無名の芸人が優勝して一気に売れたケースは、2012年の「バイきんぐ」くらいではないだろうか?

「バッファロー吾郎や東京03、ロバートらは優勝する前からそれなりに知名度があった。キングオブコメディは、メンバーの高橋健一が女子高生の制服を盗んで窃盗罪で逮捕され、解散を余儀なくされるという特殊なケースになったけど」(お笑い関係者)

 それ以外の優勝者では「コロコロチキチキペッパーズ」「かまいたち」がそれなりに売れているが、「かもめんたる」「シソンヌ」「ライス」などは、最近はテレビのバラエティー番組でもほとんど見られなくなってしまった。

 ある放送作家は「コントが面白いのとバラエティーで活躍できる能力は、全く別もの。漫才は会話形式で進める芸だから、ボケたりツッコんだりするところはバラエティーに通じるところがあるけど、コントは登場人物のキャラクターになり切って演じる芸。どちらかといえば演劇に近いから、バラエティーには生かされにくい」と指摘する。

「かもめんたる」「シソンヌ」「ライス」は正統派のコント師。3組に共通するのは、ネタの構成が面白い上、個々の演技力が抜群ということだ。

「ただコントの中で演じるキャラクターと、素の本人は全く別の人格だから、コントの面白さがそのままバラエティー番組では生きないんだよね」(同)

 秋山寛貴、岡部大、菊田竜大の3人で結成されるハナコも、芸風は正統派のコント師だ。

「彼らも演技力は抜群だけど、かもめんたる、シソンヌ、ライスと同様で、こういうタイプはバラエティーには生かされにくいんだろうね」(同)

 ただコント師としての実力は抜群だけに、ムリにバラエティーに進出する必要はないという意見もある。

「東京03などは活動の中心を舞台に据えて、成功している。ハナコもテレビを目指すより、正統派のコント師として舞台を中心にやっていった方が成功するかも」(芸能プロ関係者)

 M―1グランプリに比べて、キングオブコントの優勝者がブレークすることが少ないのは、こんな事情があるようだ。