健康、美容、暮らし
*

新・防災グッズ「生活のソナエ袋」 知識の備えも大事な防災(THE PAGE)

(公開: 2018年11月24日)

[ 元の記事 ]
出典元: 銀座嶋屋本店のレジ横に置かれた「生活のソナエ袋」=東京都中央区で11月20日午後(撮影:飯田和樹)

もしも地震や土砂災害など大きな災害に遭遇して「被災者」になってしまったら、どうやって支援を受ける手続きをすればよいのか──。多くの人がよく知らないけれども、被災後の生活再建に必要不可欠な「り災証明書」や「被災者生活再建支援金」、「被災ローン減免制度」などの知識。これらをプリントした封筒型の防災グッズ「生活のソナエ袋」が登場した。

「半壊の壁」「境界線の明暗」の解決を 被災者生活再建支援法20年

 グッズを作ったのは、東京・銀座で老舗文具店「銀座嶋屋本店」を営む「嶋屋」(東京都中央区、水野泰輔社長)。

 防災グッズというと、非常食、携帯トイレ、救助用品、転倒防止器具、懐中電灯などがすぐに頭に浮かぶが、「法律や制度に関する知識を事前に身につけておくこと」自体を「防災」に位置付けてグッズ化するのは珍しい。

 既に北海道胆振(いぶり)東部地震で被災した安平町の一部に試験的に配布し、「り災証明書の手続きに役立った」などと好評を得ているという。

 生活再建に必要な知識を得ることができて、たくさんの書類をひとまとめに管理できる新グッズについて、水野社長は「災害が発生する前から、個人、企業、自治会、マンションの管理組合など、さまざまな場面で学びのツールとして活用していただき、いざというときに備えてほしい」と話す。