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小学校の算数の指導で使われる「さくらんぼ計算」 7+6=13は×になる?(THE PAGE)

(公開: 2018年11月28日)




[ 元の記事 ]
出典元: 写真:アフロ

ネット上で、小学校の算数における「さくらんぼ計算」の是非が論争になっています。近年、学校のテストの採点をめぐって問題になるケースが増えているのですが、背景には何があるのでしょうか。

 さくらんぼ計算というのは、近年、小学校の算数の指導現場で使われている手法で、ケタが上がる計算について、段階を踏ませることで理解度を上げようというものです。

 例えば「7+6」という式があった場合、7を「3+4」に分解し、7+6=3+4+6=3+10=13という手順で計算を行います。4と6を足すと10になるというのは多くの人がイメージできますから、これを使ってケタが上がることを理解させようという趣旨と考えられます。最初に10のまとまりを作って、残りを加算するという概念と考えればよいでしょう。

 このやり方を小学校で教わったものの、一部の児童が混乱しているという話がネットにアップされたことから、さくらんぼ計算の是非をめぐって論争となりました。加算については、数学の法則上、どの順番で計算しても結果は同じですから、さくらんぼ計算で理解が深まるならそれはそれでよいことでしょう。しかしネット上には、さくらんぼ計算の手順を踏まないとバツにされたという事例も報告されています。

 教師が教えたことをそのまま書かなければいけないというのは、ひとつの考え方ではありますが、問答無用でバツにしてしまうようでは少々問題があるかもしれません。