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キングの逮捕劇──カルロス・ゴーンと田中角栄の文化論(THE PAGE)

(公開: 2018年12月07日)




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出典元: 東京地検特捜部に逮捕された日産自動車前会長のカルロス・ゴーン氏(写真:ロイター/アフロ)

有価証券報告書に報酬額を約50億円少なく記載したとして、東京地検特捜部は日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン氏を金融商品取引法違反容疑で逮捕しました。「コストカッター」の異名を持ち、経営危機に陥っていた日産を立て直した敏腕経営者の逮捕は日本社会に衝撃を与えました。さらにルノーの筆頭株主であるフランス政府が、ルノーと日産の経営統合を求めていたとの報道もあり、その影響は国内だけにとどまらない可能性も出てきました。

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 建築家で、文化論に関する多数の著書で知られる名古屋工業大学名誉教授・若山滋氏は、「ある年齢以上の人は田中角栄元総理の逮捕を思い出したのではないか」といいます。カルロス・ゴーン氏と田中角栄元総理。2人のカリスマの逮捕にはどのような類似点、相違点があるのでしょうか。若山氏が独自の「文化力学」的な視点から論じます。