健康、美容、暮らし
*

女子は「コミュ力高い」から減点 あたかも公平であるかのような順天堂大学の主張(THE PAGE)

(公開: 2018年12月25日)




[ 元の記事 ]
出典元: 写真:アフロ

順天堂大学医学部の入試で、女子は「コミュニケーション能力が高い」ことを理由に、一律減点にしていたことが第三者委員会の調査で明らかとなりました。ネット上では批判の声が溢れています。なぜ同大学はこのような奇妙な入試を行っていたのでしょうか。

 順天堂大学は文部科学省の調査で指摘を受けたことをきっかけに10月に第三者委員会を設置。12月10日には報告書が公表されました。それによると、「一部の入試方式において、受験者の性別や浪人年数といった受験者の属性を前提とした不利益的取り扱いが存在していた」とのことです。具体的には女子や何度も受験している人に対しては、それ以外の受験生とは別の基準が適用されていました。

 この報告書を受けて、同大学では見解を表明。女子を不利に扱っている事実を認め、今後は適正に入試を実施する方針を示しました。ところが、女子を不利に扱った理由をめぐってネット上ではちょっとした炎上騒ぎとなりました。

 同大学は、女子は「精神的な成熟が男子より早く、相対的にコミュニケーション能力が高い傾向にある」とし、判定の公平性を確保するため、女子を不利に扱ったと説明しています。しかも、「(女子の方がコミュニケーション能力が高いことは)学問的にも証明されている」「客観的なデータに基づいて」「判定の公平性を確保するため」など、性差別があたかも客観的で公平性があるかのような記述が見られます。

 国内のネット世論では「意味不明」といった情緒的な批判が多いようですが、国際的に見た場合、かなり深刻な問題を引き起こす可能性のある表現です。