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巨人の原監督が選手に「SNS禁止令」を予告 時代錯誤?管理も致し方なし?(THE PAGE)

(公開: 2019年01月14日)




[ 元の記事 ]
出典元: 写真:アフロ

巨人軍の原辰徳監督が、選手に対する「SNS禁止令」を予告したことが波紋を呼んでいます。ネットでは時代錯誤的と批判する声が多いようですが、SNSが社会に定着する中、あえてSNS禁止をほのめかした理由はどこにあるのでしょうか。

 原監督はスポーツ紙の取材で「俺ね、有名人たちがSNSとかで自分で話すじゃない?あれダメだと思うね。あれは都合良すぎだよ。有名人ならば堂々といっとかなきゃな」。「言いたいことがあったら俺達(首脳陣)に言えと。あるいは新聞記者に言えと」と述べ、選手のSNS活用について否定的な見解を示しました。

 こうした原監督の意向に対してネットでは否定的な声が多く、ホリエモンこと堀江貴文氏は「頭悪すぎ」と一刀両断にしています。多くの人がSNSで情報を発信するようになった今、選手に対してSNSの利用を制限するというのは、確かに時代錯誤的な考え方といってよいでしょう。

 一方で、原監督の考え方に少なからず賛同する声もあるようです。SNSによる自由な発信を許してしまうと、中には常識では考えられない発言をする人が出てきて、炎上騒ぎが発生。組織全体がその対応に追われるという状況になりかねないからです。

 企業においても、社員が自社製品を誹謗中傷する発言をSNSで行うという事例が見られますが、発言した本人は「言論の自由がある」といって発言をやめようとしないこともあるようです。社員が、自分が勤務している企業の製品やサービスを貶める発言をしてはいけないというのは、「言論の自由」以前の問題で、社会常識といってよいものですが、こうした常識が通用しない人が出てくる可能性があることは否定できません。

 本来、プロ野球チームというのは、サラリーマンとは異なり、自立したプロフェッショナル集団ですから、個人の発言や振る舞いも含めて自己管理すべきものといえます。しかし、全員がそのような意識やスキルを持っている保証はなく、管理者としては一律に禁止した方がよいという判断に傾きがちです。

 今後はSNSなどを使った個人的な情報発信は拡大することはあっても縮小することはないでしょう。そうであるならば、SNSによる発言は本人の意思に任せるものの、それがもたらした結果については、本人が責任を取るという流れを確立していく以外に適切な解決方法はなさそうです。

(The Capital Tribune Japan)