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幻冬舎カリスマ社長がNewsPicksに大激怒。その真相は?(THE PAGE)

(公開: 2019年03月02日)

[ 元の記事 ]
出典元: NewsPicksアプリから引用

幻冬舎のカリスマ社長である見城徹氏がニュースアプリNewsPicksに対してツイッター上で怒りを爆発させています。見城氏は「この会社には、義理、仁義、礼儀、恩義といった「義」に関するものが一つもない。今は勢いが良くてもこういう会社は必ず滅びる」「NewsPicksはあらゆることが身勝手過ぎる。都合が良過ぎる。随分と我慢をしたがもう限界だ。目には目を、歯には歯を!実態を伴わない株価など下がればいいのだ」と発言はヒートアップする一方です。百戦錬磨なはずの見城氏がここまで怒るというのは、よほどのことがあったのではないかと思えてしまいますが、いったい何が起こっているのでしょうか。

 両社は書籍分野で提携しており、NewsPicks Bookという書籍をシリーズで出版しています。堀江貴文氏の「多動力」や落合陽一氏の「日本再興戦略」などヒット書籍を連発しており、出版業界では注目の的となっていましたが、見城氏によるとNewsPicks側から一方的に提携を断ってきたそうです。

 見城氏は幻冬舎の創業社長として数々のミリオンセラーを生み出してきた伝説の編集者です。安倍首相の熱心な支持者としても知られており、AbemaTVで見城氏がホストを務める番組に安倍首相が生出演したこともあります。

 幻冬舎は書籍を売る卓越したノウハウを持っており、実際、これらのヒット書籍の編集は幻冬舎の編集者が行っていましたから、見城氏の発言が正しければ、NewsPicks側は十分にノウハウを吸収したので、自力でできると判断したものと思われます。見城氏はこうした対応に「義」を無視したものだと怒っているようです。

 NewsPicksを運営するユーザベースという会社は2008年設立の急成長したベンチャー企業ですが、一部ではそのビジネス・スタイルをめぐってトラブルも起こっています。

 NewsPicksは自社では記事を作らず(最近は自社記事にも取り組んでいますが)、あくまで他社が作成した記事をアプリ上で集め、ピッカーと呼ばれる人たちがコメントを加えるという業態です。ある種のコミュニティ・ビジネスということになりますが、社員(もしくは関係者)とおぼしきピッカーが記事を貶める発言をすることがたびたびあり、記事を書いた著者とトラブルになっています。

 千葉商科大学国際教養学部専任講師で働き方評論家としても知られる常見陽平氏は「(記事の書き手に対する)誹謗中傷プラットフォームになっている」と強く批判していますし、元経産省でコンサルタントの宇佐美典也氏も「他人の記事の褌で勝負とる著作権侵害の塊のようなクソメディアなのに(中略)~昔からいってるけどさっさ(ママ)NewsPicksは潰れて欲しい」とかなりのご立腹です。

 ビジネスはボランティアではありませんから、利益のためにドライな判断をするのは当然ですが、一方でビジネスは信頼で成り立つものでもあります。コンテンツでビジネスをしているにもかかわらず、書き手とのトラブルも厭わないアグレッシブなスタイルと、コンテンツを愛する出版社の社長とではカルチャーが合わなかったのかもしれません。

(The Capital Tribune Japan)