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「まんぷく」クランクアップ 安藤サクラにNHKスタッフが“おかわり”(東スポWeb)

(公開: 2019年03月03日)




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出典元: 笑顔の安藤(左)と長谷川

NHK朝の連続テレビ小説「まんぷく」のヒロイン・立花福子を演じる女優の安藤サクラ(33)と、その夫・萬平役の俳優・長谷川博己(41)が27日、大阪市のNHK大阪放送局で行われたクランクアップ・セレモニーに登場した。1歳の娘を伴っての長期撮影、さらには尊敬する2人の女優の死にも直面した安藤だが、関係者も絶賛するプロ根性で見事“完走”。これにはNHKも大満足のようで――。

「最後の最後までとっても楽しかった。子供と2人で大阪に来て、たった10か月、されど10か月。娘にとっても私にとっても、夫婦にとっても家族にとっても素晴らしい時間でした。これだけのスターの方々に囲まれての長期にわたる撮影なんて、ヒロインの特権。味わいつくせました。もう“まんぷく”です」

 ママさんヒロインとして、10か月の撮影を終えた安藤の表情は充実感にあふれていた。

 一昨年6月に誕生を発表した娘を伴っての撮影には不安もあったというが、家族やNHK、共演者の全面バックアップを受けて乗り切った。

「キャスト、スタッフの方々が愛にあふれていました。娘にとっても私にとっても本当に大切な時間になったので、絶対に(娘が)変な道にそれないように責任をもって育てていきたいです」

 子連れで大役をやってのけただけではない。同ドラマの撮影中は2度の悲劇が訪れた。昨年、カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを獲得した「万引き家族」で共演した樹木希林さん(享年75)が同年9月に他界。芸能関係者は「希林さんと一緒に撮影する中で、演技の気づきがたくさんあったとか。女優としてワンランク上に上がったのは間違いないですね」と明かす。

 そして追い打ちをかけるように同年10月には、夫・柄本佑の母で、女優の角替和枝さん(享年64)が亡くなった。安藤は朝ドラのヒロインに憧れ、何度もオーディションを受けていたが、一度は夢を諦めたこともあった。そんな安藤の背中を押したのが「あんた、これやらないんだったら、仕事一生やめな」という角替さんの言葉だった。

 この日、希林さんや角替さんについて直接言及することはなかったが「どんなにプライベートで苦しいことがあっても『まんぷく』の時間になると全部が希望に変わった。この時間をこれからの人生に生かしていかなければいけないなと思ってます」と語った。

 まんぷく関係者の話。

「安藤のいつもフランクな姿勢は変わりませんでした。いろいろな思いがあったでしょうけど、決して表には出さなかったし、撮影に穴を開けることもない。なので、現場のスタッフからの信頼は絶大でしたね。そうすることが希林さんや角替さんの気持ちに応えることになると考えたのでは」

 安藤は今後しばらく作品に参加する予定はなく、子育てに専念するつもりだが「またこのスタッフ、キャストの皆さんで撮影やりたいです」と意欲満々。安藤のリクエストに、制作統括の真鍋斎氏は「機会があればぜひご一緒したい。スピンオフにとどまらず、別のドラマでもいいんじゃないか」と大歓迎だ。

 2人の女優の“DNA”を受け継ぐ安藤が、育児を経てさらにパワーアップして帰ってくるのは間違いない。