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ピエール事件が蒸し返す「DJの死」 9年前に急逝・オーバードーズの臆測(東スポWeb)

(公開: 2019年04月09日)

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出典元: 憔悴した様子の瀧被告(左)

コカインを使用した麻薬取締法違反の罪で起訴されたテクノ音楽ユニット「電気グルーヴ」のメンバーで俳優のピエール瀧被告(51)が4日午後、警視庁東京湾岸署から保釈された。保釈保証金は400万円。今後の注目は法廷で同被告が何を語るかだが、石野卓球(51)と組む同ユニットの周辺では、以前から薬物が蔓延していたという情報も。ファンの間では今回の事件を機に、9年前に起きたある人気DJの“急死”が再びクローズアップされている。電気と近い関係にあり、当時は「急性心不全」と説明されたが、実際は――。

「瀧被告には裁判で洗いざらいしゃべってもらいたい。そうすれば、復帰の目も出てくる」

 そう語るのは音楽関係者だ。同被告は3月12日ごろ、自宅とは別の世田谷区内にあるマンションの一室でコカイン若干量を吸引したとして、今月2日に起訴された。

 衝撃を呼んだ同被告の薬物使用歴。当局の調べに「20代の頃からコカインや大麻をやっていた」と供述。今でこそ俳優のイメージが強いが、瀧被告の原点は電気グルーヴだ。日本のテクノシーンを開拓した第一人者で、いまも不動の人気を誇る。

 卓球は横浜アリーナやさいたまスーパーアリーナといった大箱で1999年から2013年までテクノ音楽のオールナイトイベント「WIRE」を主催し、成功させたが…。

 その裏でささやかれていたのが、薬物問題だ。

「週刊新潮」は電気の周辺で以前から合成麻薬のエクスタシーなどが蔓延していたと指摘。当時を知る関係者も「ひと昔前のクラブではフロアで踊っていたら、普通に大麻が回ってきた」と証言する。

 事件を受けて、ファンにも動揺が走っている。

 前出のWIREにも出演し、電気の2人と近い関係にあった気鋭の若手DJ、KAGAMI氏が9年前の10年5月、33歳の若さで急死したのだ。死因は「過労による急性心不全」。同氏は、瀧被告にコカインを譲渡した疑いで先月19日に逮捕された田坂真樹容疑者(48)の夫でDJのTASAKA氏と「ディスコツインズ」なるユニットを組んでいた。

 熱狂的な40代男性ファンがこう証言する。

「本当に突然亡くなった。死因をめぐっては、当時、一部のファンの間でオーバードーズ(薬物の過剰摂取)説が流れていて、自分は『それはない』と信じていたが…。瀧被告がコカインで逮捕され、入手ルートに“盟友”TASAKAの妻が出てくると、さすがに心中穏やかではない。事件のせいでKAGAMIの件が再び掘り起こされるのがつらい…」

 卓球はKAGAMI氏が亡くなった年のWIREで、同氏の生前の姿をスクリーンに映して“追悼”した。

「現場にいたが、会場は大盛り上がりで、涙ながらに踊っている人もいた。自分もその一人。事件の全容が分かっていくにつれ、モヤモヤした気持ちになってくる」(別の40代男性ファン)

 オーバードーズはあくまで臆測にすぎないが、裏を返せば、それを連想させるほど薬物との距離が近かったことを意味する。芸能関係者の話。

「実は私の友人のDJも電気グルーヴの周辺で活動していたが、数年前に突然亡くなった。死因は急性心不全。たぶんクスリの影響だと思う」

 瀧被告は法廷で30年近い薬物使用歴や、当時のクラブシーンにどれほど薬物が蔓延していたかを詳細に話す責任がある。