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日本人は有休消化率が世界最低なのに休み不足と感じない?その心理とは?(THE PAGE)

(公開: 2019年04月20日)

[ 元の記事 ]
出典元: ペイレスイメージズ/アフロ

日本人の有給休暇の消化率は世界最下位であるにもかかわらず、休み不足と感じている人の割合はかなり低いという調査結果が話題となっています。日本人は休まなくても平気なのでしょうか。

 旅行サイトを運営するエクスペディア・ジャパンが行った国際比較調査によると、日本人の有給休暇の消化率は50%と調査対象となっている19カ国の中で断トツの最下位でした。日本の次に消化率の悪いオーストラリアは70%となっていますから、日本の有休未消化は異常な水準です。しかもオーストラリアの年間の平均労働時間は日本よりも短くなっていますから、日本の職場環境はかなり過酷といってよいでしょう。

 ところが日本人で休み不足と感じている人はわずか53%しかおらず、この数字は12カ国中、下から4番目です。つまり日本人はほとんど有休が消化できていないにもかかわらず、休み不足だとはそれほど思っていないということになります。日本の休日数は世界でもトップクラスですが、年間労働時間が先進国ではもっとも長い部類に入りますから、長時間労働であることは間違いありません。

 では、日本人はハードワークが続いても疲れにくいのかというとそうとも限りません。同調査では、有休を取得することに対する罪悪感についても調査を行っていますが、日本人で罪悪感を持つ人の割合は58%と12カ国の中でトップです。2位の韓国も55%と日本とほぼ同程度となっており、日本と韓国が突出して罪悪感が高いという結果です。

 休みを取ることについての罪悪感が高いことから、有休を消化していないという流れであり、そうだとすると、休み不足と感じないという結果についても少し疑ってかかる必要がありそうです。