健康、美容、暮らし
*

渋谷の書店、顔認証機能付き防犯カメラの導入検討 プライバシーの問題は?(THE PAGE)

(公開: 2019年05月26日)




[ 元の記事 ]
出典元: 写真:アフロ

東京・渋谷駅周辺の大型書店が防犯カメラと顔認識技術を組み合わせたシステムの導入を検討しています。小売店ではサービス拡充のため入店した顧客の顔を認識するケースがありますが、今回のケースは、複数店舗が共同で顔認識システムを活用するというこれまでにあまり例のないものです。日本では店舗において「万引き」と称する窃盗が行われていますが、こうしたシステムはどの程度の抑止効果があるのでしょうか。またプライバシーなどの問題はないのでしょうか。

 今回、導入が検討されているシステムは、顔認証機能を持った防犯カメラを設置し、対象者として把握した人の顔画像を保存。その人物が入店した際には、店員にアラームが流れ、警戒を強めることで再犯を防ぐという仕組みです。一部ではAI(人工知能)を活用しているとの報道もありますが、このプロジェクトに協力しているNPO法人「全国万引犯罪防止機構」では「AIは活用していない」としています。

 顔認識を使った大規模な防犯ネットワークと聞くと、街中に設置された大量の防犯カメラをネットワークで結び、AI技術を使って犯罪者などを割り出す中国の「天網」をイメージしますが、単純に対象者の顔画像を保存し、同一人物の入店を検知するだけですから、現在、公表されている情報においては、確かにAIと呼べるほどのものではないのかもしれません。