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やついいちろう 4畳半一間で語り合ったビッグな夢を書籍化「ドラマや映画になったらいいな」(東スポWeb)

(公開: 2019年06月24日)

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出典元: やついいちろう

お笑いコンビ「エレキコミック」のやついいちろう(44)が21日、都内で著書「それこそ青春というやつなのだろうな」(パルコ出版、27日発売)の出版記念会見を開いた。

 家賃1万8000円、4畳半一間、共同風呂でくみ取り式便所のスサキ荘に集う落研部員たちが「全国大学対抗お笑い選手権大会」で2連覇を果たすまでの青春実話だ。ラーメンズ、バカリズム、ナイツなど、今をときめく人気者たちと切磋琢磨した、ほろ苦くも笑える思い出が詰まっている。

 やついは「漫画の世界のトキワ荘みたいな感じかな。元は女子大の寮で水道代込みだった。大学で3つ下の塙(宣之=41)は、いいとこに住んでいたのに、わざわざボクの隣の隣の部屋に引っ越してきて、ほぼ一緒に住んでいた。ボットン便所なのにね。塙は売れてよかったな。俺のおかげもあるだろうけど」と冗談を交えて説明した。

「兄のはなわがウチの大学にライブをしに来たり、バカリズム(43)が来て一緒に野球やったり楽しかったな」。才能豊かな若者たちがキャンパスに集い、お笑いでビッグになるという夢を語り合ったようだ。

 夢は大きいものの、やついはいつも腹をすかせており、消費期限切れの弁当を分けてもらってしのいだという。「駅から歩いて1時間半かかる。ボロボロで都内最安物件だったんじゃないか。40部屋ある独房みたいな建物で、幽霊すら寄りつかない感じ。去年で閉館して、今は廃虚になっている。去年行った時は2人住んでいた」

 外出中は鍵を開け、部屋にいる際は鍵をかけるという独特のシステムで「ある時、帰ったら自分の部屋の鍵が閉まっていた。おかしいなと思ったら、後輩が彼女と出てきた。いったい、俺の部屋を何に使ってるんだって。扉が薄いから音が聞こえる」と、思わぬハプニングもあったという。

 一番の思い出はといえば…。「入居して2年後に大家から500円上げると言われてケンカした。古くなってるのに安くするどころか値上げするなんて理解できない。『僕は法律勉強してますからね』なんて言いながらたて突いて、現状維持を勝ち取った。今考えるとあんなに頑張る必要はなかったと思うが、間違ったことは許せないので。塙は素直に払ったのかな」と振り返った。

 やついは「売れたら、これを上巻として中、下も出したい。ドラマや映画になったらいいな」とドラマ化を期待した。23日=ヴィレッジヴァンガードアメリカ村店、27日=下北沢店、29日=渋谷本店で発売記念イベントを行う。